為替市場でドル安が加速してきました。特にドル円の動きが大きい。再び1ドル=87円試す流れと見て間違いないのではないかな、と。
米国が景気低迷から脱するまで当分時間を要するとのコンセンサスができたことで、超低金利政策の継続がハッキリしてきた。それで再びドルキャリートレードが再開され、リスク市場である株式・商品市場へ投資マネーが再投下されている状況だ。 特に民主党の鳩山論文が「米国軽視」であるとの批判が強まっていることから、15年ぶりに外圧の一環としての‘円高圧力’というおまけが付いてきた。
民主党の鳩山論文で、民主党政権が「外交」と「金融」の「国際協調路線」を理解していないのではないか?という米国権力層の懸念が強まっているとドルは諸外国通貨の中でも対円で極端に売られ、過度な円高が現実化するかもしれない。
民主党の経済ブレーンとされる榊原英資氏は、民主党の提唱する「アジア共通通貨」が批判の対象とされることは百も承知で、早速メディアを通じて自身の国際金融に対する認識を示していた。ドル体制の終焉やアジア共通通貨は20−30年先まではあり得ないと述べている。
ここにに及んで、ドル安加速を米国経済、国力の衰退、ドル基軸体制の崩壊と連想する評論家たちだが、1ドル=50円や60円などというトンデモ予測を出し始めている。狼少年の如き「不安を煽る」評論家の方々は、勢いづいていて一般受けはいいみたい。しばらく人気が拡大してくるのだろうと思う。
その手の本が再びブームになった数年前からずっと米国とドル崩壊を指折り数え待っているが一向に崩壊してこない。サブプライム市場崩壊でやっと息の根を止められるかと期待している人は多いと思うが、今回も多分崩壊しないような気がします。
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