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2010年 2月7日
水曜日以降、戻りの足取りが一変した。「高値を更新できない状態」が直前から続いていたため、東京金の3264円以上超えない限り、ガソリンは53000円以上は、デイトレのつもりで売りから入りたい、として会員メールで緊急にフォローした。
そもそも今回の失速は、ソブリン債、つまり各国の国債信用問題の浮上、連鎖が懸念されたことによる。これは根深い問題といえる。投資銀行、ファンドらにとって投資戦略の基本が非常に組みにくくなったことを意味している。利益確定の売りとか、決算が迫っているから、などという生易しいリスクではないことをどれだけの投資家が認識しているのだろうか。
当会は昨年から再三、国際金融の新たな問題と先進国通貨当局の意図を指摘してきた。この中に財政と国債の問題も含まれている。
しかし相場は昨年暮れ以降も上値を試すような動きが続き、会員さまの中にも「そんなこと言っても、やっぱり強い、下げないし強い」という相場観が広がってきた。
これが一般の浅はかさ。残念ながら、国際情勢の変化や金融情勢の変化が、ある一投資家が想定する期間内に必ず起きるとは限らない。むしろ、リスクが顕在化しているなら、それに備える資金管理、玉管理が必要なのだ。
下げそうな材料があっても下がらないから「強い」とか、逆に上げそうな材料があっても上げないから弱いとか、常時、上か下かという二者択一の発想で相場が割り切れると勝手に思い込むことも投資家の身勝手な判断である。
そろそろ当会の日々配信している情勢コメントの狙いを、素直に汲み取っていただきたいものだと思う。
結局、「上昇日柄は完全に途切れている」「後は値段次第」とした会員メールが示すように、日柄の支持を失った相場は、特に材料が重なれば、週末のような運命を辿ることになる。
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06:29, Sunday, Feb 07, 2010 ¦ 固定リンク
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